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中国大陸から眺めた日本列島(靖国神社参拝編)(1/28)

 

 吾輩は中国人、名前はまだない。東京の大学で経営を学んでいる。日本語は完璧だが、片仮名がまだ読めない。日本人が享受するという言論の自由を、中国人の私も享受せんと思い投稿した。

 日本の新聞を独自に解析し、私は安部首相の本音に気が付いてしまった。秘密保護法の施行前に、安部首相の本音を明らかにしたい。

  本日の題材は靖国神社参拝。 靖国神社参拝は、安部首相の対中強硬姿勢を示すものと解釈され、中国ですら、そうした評論が主流だ。

 その一方で中国での反日デモは0、対日経済制裁も実施されず、中日関係は悪いなりに現状を維持している。

 胡耀邦、胡錦濤といった共産主義青年団出身の総書記には反日カードが切られるが、反日デモはそもそも太子党や上海閥の仕業、太子党の習近平総書記には反日カードが切れない、そんな見方も成り立つが、まだまだ甘い。

  私は安部首相の靖国神社参拝は中日の共謀と考えている。この証明には詳細な分析が必要だが、この文章をWEBで載せてくれるなら、詳しく説明をしていきたい。

 習近平政権は「中国の夢」と叫び、偉大な中華民族の復興を誓う。阿片戦争以来、栄光ある世界帝国であった中国は、欧米列強の侵略に苦しむようになる。 当時価値観を共有していた友好国・日本は、中国の阿片戦争の敗北に衝撃を受け、中国由来の朱子学(江戸幕府の官学)を捨て、国学を背景にプロイセン型の国家建設に邁進、儒教国家から帝国主義国家へと転換した。

 これが所謂「明治維新」、安部首相が思い描く「戦後レジームからの脱却」の原風景でもある。

  堕落し弱体化した中国を見捨て、植民地侵略帝国である英国に尻尾を振り、日本はついに明治天皇の消極姿勢すら振り切り日清戦争に突入、中国に牙を剥く。

 しかし当時の国際情勢、中日の状況を鑑み、中国は友人・日本の裏切りを理解し、素直に自らを反省して日本に学ぼうと、日清戦争後、空前の日本留学ブームが起こる。

 実際1915年の対華二十一箇条要求が起こるまで、中国にとって日本は、一義的には友人のままであり続け、決して侵略者ではなかった。

 尖閣での小競り合いなど、中日の歴史では取るに足らない出来事だ。 話が横道にそれた。 本筋に戻ると、安部首相の語る「戦後レジームからの脱却」は、習近平の「中国の夢」と見事に響き合う。

 日本にとっては大東亜戦争、中国にとっては阿片戦争、回帰する時点は異なるものの、米国の世界覇権を前提とした現在の国際秩序に対しては、両国は連携してNOと主張している。

  中国共産党が言う「歴史『認識』の問題」は、最後は自由な主観の問題に行き着き、実は日本を追い込み切れない。いつでも妥協ができる問題の立て方をしている。

 一方で現秩序へのNOは、世界の覇権構造に直結するシビアで妥協の余地の乏しい問題だ。

 阿片戦争の時代に比べれば、中日は圧倒的に力を付けたとは言え、米国と正面衝突は時期尚早、そこで、どうでも良い歴史認識では激しく対立を演出し、少々戦争の危機を煽りながらも、本当の牙は米国に向けているのである。

 孫子の兵法による高等戦術を、漢学の伝統を捨てた日本が実行に移せるというのは、驚きという以外にない。「敵を欺くにはまず味方から」を熟知した共産党エリートすら、日本の本音を見誤る幹部が多い。

 農民出身者が多い幼稚な人民解放軍などは、見事に欺かれて幼稚ぶりを曝け出してしまっている。さすがは日本人だ。

 <次回予告>

  次回はアベノミクスの本音が、中日の経済統合にあることを、専門の経営分析を通じて証明していきたい。




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