本文へスキップ

『週刊報道サイト』がwebで生まれ変わりました

詳細記事HEADLINE

    

88年の株主総会で小池容疑者 木島氏指示で“追及封じ”第一勧銀が協力要請 (5/20)

 

 1997年6月29日に宮崎邦次元頭取は自殺しました。

 ここに、及川幹雄被告を現場責任者として行った、現在も続く旧第一勧業銀行派閥の所業の根源があります。

 毎週、過去のメディア媒体の記事を読みながら、自殺した宮崎邦次元頭取の望んでいた、自らの死を契機にし、スッキリした形にして素晴らしい銀行にしてほしいという事案とは何だったのかを、皆様と考察していきたいと思います。

 今週は、1997年7月8日の東京読売新聞の記事の「88年の株主総会で小池容疑者 木島氏指示で“追及封じ” 第一勧銀が協力要請」です。

 88年の株主総会で小池容疑者 木島氏指示で“追及封じ” 第一勧銀が協力要請

 ◆第一勧銀が協力要請

  翌年から融資巨額に 第一勧業銀行が総会屋の小池隆一容疑者(54)に利益供与していた事件で、同行は一九八八年、この年の株主総会の紛糾が予想されたため、小池容疑者の指南役の木島力也・元「現代評論社」社長(故人)に、総会の議事進行への協力を要請していたことが七日、明らかになった。

 木島元社長は小池容疑者に指示し、これを受けた小池容疑者が配下の総会屋十数人を引き連れて総会に出席、他の総会屋の発言を封じさせていた。

 東京地検特捜部は、この総会で木島元社長や同容疑者が果たした役割が第一勧銀幹部に強く印象づけられ、前会長の奥田正司容疑者(65)や宮崎邦次・元会長(故人)が九二年に小池容疑者への迂回(うかい)融資を了承したことにつながったとみている。

  ◆直前、麹町支店の不正支出発覚 特捜部の調べや関係者の話によると、八八年二月、第一勧銀麹町支店での約三十六億円の不正支出事件が発覚した。

 六月の株主総会の紛糾が予想されたため、総務担当役員が、首脳と親密な関係にあった木島元社長に協力を依頼した。

  木島元社長の指示を受けた小池容疑者は、すでに自分名義で第一勧銀株を六千株所有していたが、新たに二十人の架空名義などで千株ずつ、計二万株を購入。

 これらの株を使い、配下の総会屋十数人とともに六月の総会に乗り込み、議場でにらみをきかす一方、総会で騒ぐことが予想される複数の「野党総会屋」に事前に働き掛けて、発言をやめさせていた。

  株主総会では、同支店の不祥事などを追及する質問が多く出されたが、ほとんどは一般株主からのもので、一時間余りで終了した。

 関係者は、「多数の総会屋を引き連れた小池容疑者の存在は第一勧銀側に強く印象づけられ、『敵に回したら大変なことになる』との恐怖感を抱かせた」と指摘している。

  商法違反容疑で逮捕された奥田容疑者は、この総会の直前の同年五月、取締役から常務に昇格、自殺した宮崎元会長は、この総会で頭取への就任が決まった。

 また、小池容疑者は、この総会で「与党総会屋」としての地位を確立、翌年以降は単独で出席する一方、発言が予想される「野党総会屋」に対し、総会への出席や発言を取りやめるよう働き掛け、紛糾を防いでいたという。

 第一勧銀から小池容疑者側への融資は、八八年の総会の翌年には、四大証券株取得のための三十一億六千万円など総額で約五十七億円に跳ね上がった。

 さらに第一勧銀は、九二年十月以降、小池容疑者に対し、ノンバンクを介した融資を行い、迂回融資の総額は九六年九月までに約二百億円に上った。

 この迂回融資が始まる際には、小池容疑者の意向を受けた木島元社長が、奥田容疑者らに働きかけ、一度は審査部門が難色を示した融資が実現していた。

 特捜部では、第一勧銀が八八年の株主総会以降、小池容疑者の力に頼り続けた結果、木島元社長や同容疑者の意向に逆らえない状況に陥り、奥田容疑者ら首脳陣が深く関与した迂回融資に踏み切らざるを得なくなったとみている。

  <代表佐藤昇のコメント>

 約三十六億円の不正支出事件のあった第一勧銀麹町支店は、本間美邦税理士事務所の所在地と、すぐ近くですね。

 偶然なのか、オリエントコーポレーションも、すぐ近くですね。 そういえば、みずほ銀行の及川幹雄被告と本間美邦税理士は、「ぎょうせい買収ファンド」を共に謳ったビジネスパートナーでしたね。

 (裁判所による勝訴判決で認定されております。)

  現在のみずほ銀行内の旧第一勧業銀行派閥は、これだけ、みずほ銀行の信用を棄損している及川幹雄被告の存在を、告訴もせず、放置し、ある意味、「お家大事」の論理で、一体化しておりますが、その方針で、信用を回復できるのでしょうか?

 17年経った現在、「週刊報道サイト」は、この事件のケジメがつくまで、銀行ぐるみの犯行の構図を徹底解明していきます。

 株主代表訴訟の行方と共に、今後の展開をお楽しみ下さい。  


平成29年4月12日、三菱商事(vol.51)傘下のローソン代表取締役会長玉塚元一が退任を発表した。その退任原因は、週刊報道サイトの新聞媒体による糾弾報道により具次龍朝鮮総連最高幹部石井進稲川会二代目会長をも喰った岩合直美らを通じて、M資金申込していたことが明らかにされたことによるものであろうと、平成29年4月20日発売の週刊新潮が報道した。(vol.52)(参照:デイリー新潮「週刊新潮」2017年4月27日号掲載

徳島銀行(代表取締役会長柿内愼市、代表取締役頭取吉岡宏美、代表取締役専務木内政晴)の資金確約書を入手する(vol.65)

大林組(代表取締役会長大林剛郎、代表取締役副社長執行役員杉山直)の資金確約書が出回る(vol.64)

埼玉縣信用金庫(理事長安田裕信、代表取締役専務松本利春)の資金確約書を入手する(vol.66)

佐藤昇による徳島銀行本店への訪問取材で、代表取締役専務木内政晴の首が飛ぶ!(vol.68)
 
矢野治死刑囚により、都内の暴力団事務所で3日間檻に入れられて監禁され、首を絞められて殺害された後に、埋められた「できる男」齋藤衛氏(リュー一世・龍一成)(その11)は、佐藤昇少年へM資金について色々教えてくれたその三)。(vol.63
 
林信秀(57才)頭取  旧富士銀行派閥  東京大学経済学部卒

 2014年3月28日に株主代表訴訟が提訴されました。林信秀頭取は、国際畑を歩み、国内での裏金作りスキームに一切タッチしていなかったので、消去法で頭取に選ばれたと推察いたします。何も知らないことは、一番強いことです。なので、この株主代表訴訟の係争を契機に、及川幹雄被告を現場責任者として行った、代々脈々と受継がれている裏金作りスキームの膿を出し切ることを望みます。

 
塚本隆史(63才)元頭取
旧第一勧業銀行派閥
京都大学法学部卒
既に辞任済
 
佐藤康博(62才)前頭取
旧日本興業銀行派閥
東京大学経済学部卒
既に辞任済
 
及川幹雄(51才)
旧第一勧業銀行派閥
日本大学法学部卒
未だ逮捕されず

及川幹雄被告からの着信履歴です。
みずほ銀行への及川幹雄被告からの伝言メッセージです。内容は「自首をする」と言ってますよ。代表佐藤昇    
 
佐藤昇(42才)
生涯無派閥
専修大学法学部卒
既にパンチドランカーでポンコツ済

会員番号

記事の全文を読むには、会員番号が必要なページがあります。
会員番号は、下記銀行口座にお振込いただくと、入金の確認ができ次第、メールで会員番号を発行いたします。


■会員登録料のお支払い
個人会員 年間登録料(ご支援金含む) 60,000円
法人会員 年間登録料(ご支援金含む) 240,000円
銀行口座へのお振込でお願いします

■お振込先
三菱東京UFJ銀行 亀戸北口支店 普通 0033595
週刊報道サイト株式会社

■お問合せ先メールアドレス
 メールアドレス info@hodotokushu.net



お知らせ

 

 2013年11月21日に第2回セミナーを開催しました。セミナーの光景はSCHEDULEをご覧ください

お問合せメールアドレス info@hodotokushu.net

記事を募集します

 週刊報道サイトでは、さまざまなジャンルの記事を募集しています。 出来事・告発・発見etc。情報提供も歓迎します。面談の上採用分には規定による原稿料をお支払いいたします。編集作業に興味ある方もご連絡ください。

連絡先メールアドレス info@hodotokushu.net

週刊報道サイト株式会社

【本社】

〒136-0071
東京都江東区亀戸2-42-6-304

広告

広告募集中です