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「まだあった「M資金」詐欺」他(27/5/5)

 ●「まだあった「M資金」詐欺」 (1996/02/19 朝日新聞朝刊)

 秘密資金といわれる「M資金」の融資を持ちかけ、石川県内の会社社長から約一億八千万円をだまし取ったとして、石川県警が東京の金融業者(四三)と大阪の金融ブローカー(五〇)を詐欺の疑いで逮捕し、調べを進めている。M資金はこれまで、架空の巨額融資や金融犯罪に持ち出されてきた。正体不明の資金の落とし穴にはまる経営者が後を絶たない。 捜査関係者らによると、二容疑者は昨年初めごろ、「約五百億円の融資が受けられる」と、知人らを介して社長に持ちかけた。その際、M資金を示唆して融資の仕組みを説明し、「国の『特別償還融資』であり、引き出すには手数料が必要だ」と話したという。社長は昨年秋ごろ、小切手で約一億八千万円を支払ったとされる。

 地元の役に立つような施設をつくりたいと考えた社長は、東京都内の豪華マンションに招かれるなどしてすっかり信用し、融資話に乗ってしまったらしい。小切手の金は個人の資産から支払ったが、融資は実現せず、今年一月になって警察に被害届を出した。

  二容疑者と社長との間には、「善意」で仲介した人を含め、数十人がかかわっているといわれる。二人はともに容疑を否認し、石川県警は証拠固めを続けている。 M資金は、連合国軍総司令部(GHQ)の経済科学局長だったマーカット少将の頭文字をとって名付けられ、旧日本軍のばく大な管理物資を押収し、一部を秘密資金にしたといわれる。その後、「アラブ産油国の資金」「裏国債の還付金」など正体不明の資金が総称されるようになった。 一九七〇年には、全日空社長がM資金から三千億円の融資を受ける念書を作成していたことが明るみに出て辞任した。
 
 七八年、散弾銃で自殺した俳優田宮二郎氏もM資金にからんで金銭トラブルに巻き込まれていたとされる。

 ●「「M資金」話で手形を詐取 1億8千万円被害で容疑の業者を逮捕-石川県警 」 (1996/02/19 毎日新聞大阪夕刊) 石川県警捜査二課と小松署は十九日までに、「M資金」の架空の巨額融資話を持ちかけ、石川県小松市内の会社社長から手数料の名目で額面一億八千万円の約束手形をだまし取ったとして、東京都台東区浅草一、自称金融業、谷口兼充容疑者(43)と、大阪市東住吉区湯里二、同、大森俊英容疑者(50)を詐欺容疑で逮捕、埼玉県川口市戸塚境町の山口信容疑者(56)を同容疑で指名手配した。

  調べでは、谷口容疑者らは昨年八月四日ごろ、この会社社長に「国家の機密資金があり、優良企業の代表者個人が融資を受けられる」などとする文書を見せたうえ「これは米軍のものだ。

 あなたは運の良い人で五百億円の融資を受けられるが、工作資金として二百万ドル必要だ」などと持ちかけ、東京都内で社長個人が振り出した約束手形をだまし取った疑い。手形は既に換金されている。

  ●「M資金の亡霊茨城県にも、金融関係者、注意呼びかけ」 (1995/02/10 日本経済新聞地方経済面)

  架空の融資話として時々話題になるM資金に似た融資案件が、茨城県内の一部で出回っている。

 選挙を経た公職にある人が持ち掛けているといわれる。相談を受けた金融関係者は一笑に付しているが、戦後五十年の今年はこうした架空話が様々な形で出るかもしれず、金融関係者は注意を呼び掛けている。

  資金源の名は「USAメーソン」というえたいの知れないもの。

 「世界平和と日本企業の繁栄」を目的に、「戦勝国の米国と敗戦国の日本との間で交わされた国際協定に基づくもの」とし、「大蔵省、日本銀行、通産省が運用、日銀副総裁が管理している」という。貸出先としては東京電力や日立製作所、日本鉱業(現ジャパンエナジー)など茨城県に関係ある企業名もあがっている。 しかし東電は「そんな話は全く知らない」とし、当初相談を受けたある金融関係者も「こんな話はいかさまそのもの」と相手にしていない。

 M資金同様に、この種の話にはくれぐれもご用心を……。  

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